以前ストレートネックの話しの中で出た、「どんな姿勢や枕で寝るのがいいのでしょうか?」という問題について考えてみます。
人間工学理論に基づく「最良の寝姿勢」とは、『脊椎を真っ直ぐに伸ばした状態で仰臥しているとき』(寝たときに、背と尻を結ぶ直線と腰の隙間が20~30㎜が良い)とされているそうです。
人の体を支える背骨は首から背中、腰にかけてゆるやかなS字状のカーブを描いています。不自然な姿勢で寝たり、やわらかすぎるふとんに寝ると、このS字カーブが崩れ、腰痛や肩こりの原因になったりします。
ですから、敷き布団は、あまり沈み込まないで寝返りを打ちやすい適度な固さが必要です。また、枕も首のカーブを維持する高さ、固さが重要になります。
私の場合も、首のカーブが崩れストレートネックになったと考えられますが、カイロプラクティックに出会い、理想の敷き布団と正しい枕でストレートネックを克服できたと思っています。